己の夢と覚悟がにじみ出るルフィの名言
「海賊王に 俺はなる!!!!」と、意気揚々とした船出から一転。
ルフィはすぐに大渦(おおうず)に飲み込まれてしまいます。
その先でたどり着いたのが、女海賊”金棒のアルビダ”の海賊船。
そこで雑用として働くコビーが、ルフィの入った樽を持ってきたことで上陸することになりました。
樽から出たときの
「あーーーっ!!!! よく寝たーーっ!!!」
と響きわたる声に、アルビダの金棒が飛んできます。
その衝撃で森に吹き飛ばされたルフィは、コビーと出会います。
再び出航したいルフィが小船がないか聞くと、コビーは2年かけてコツコツ造った船を差し出します。
「はい…いりません
この船から逃げ出したくて造ったんですが
結局 僕にはそんな勇気はないし…どうせ一生雑用の運命なんです」
そんなコビーは、樽で漂流するほど海で何をしたいのかをルフィに尋ねます。
「ルフィさんはそこまでして海に出て何をするんですか?」
その答えは…
「おれはさ 海賊王になるんだ!!!」
そんな大それた目標に、コビーは無理だと興奮します。
「死にますよ!?
世界中の海賊がその宝を狙ってるんです」
「……胸…ムリです!! 無理無理!!
ムリムリムリ 無理に決まってますよ!!」
とにかく否定するコビーに、ルフィは一発殴った後に言います。
「おれは死んでもいいんだ!」
「え?」
「おれがなるってる決めたんだから
その為に死ぬんなら別にいい」
誓いの帽子を手に取りながら、力強く言い放った言葉。
どんなに無理だ、大きすぎる目標だと言われても、決して折れない強い意志を感じる名言ですね。