「一番イカつい クソばばあですっ!!!!」

「ルフィさん!!訂正してください!!
 この方はこの海で一番… 一番…
 一番イカつい クソばばあですっ!!!!」
コビー
第2話「その男”麦わらのルフィ”」

ルフィに感化され、奮い立ったコビーの名言

ルフィの、夢のためになら「死んでもいいんだ」という言葉を聞いたコビー。

釣りに出かけて乗る船を間違えてから、2年も海賊船で雑用をしてきました。

もう一生、雑用のままなんだ。

逃げることさえ諦め、造った船も手放そうとしていた。

そんなコビーにとって、ルフィの死をも恐れない覚悟が心に響きました。

(………………………………!! 考えたこともなかった…)

そして、子どもの頃からの夢を思い出します。

「ぼくでも…海軍に入れるでしょうか…!!!」

「ルフィさんとは的ですけど!!
 海軍にはいってえらくなって悪い奴を取りしまるのが
 ぼくの夢なんです!! 小さい頃からの!!!」

そのことをルフィに向かって言葉にすることで、コビーの中でも火がつきます。

「いえ!!! やりますよ!!
 どうせこのまま雑用で一生を終えるくらいなら!!」

「海軍に入る為 命を賭けてここから逃げ出すんです!!
 そしてアルビダ様…アルビダだって捕まえてやるんです!!」

しかしその言葉をすぐ近くで聞いていたアルビダはコビーの船を破壊します。

一撃で壊された船を目の当たりにするコビー。

圧倒される中、アルビダが問いかけます。

「最期にきいてやろうか…
 この海で一番美しいものは何だい…?
 コビー!!!」

雑用のクセが残るコビーは、アルビダと答えようとします。

そこにルフィが一言。

「誰だ このイカついおばさん」

禁句とも言える言葉を吐くルフィに怒り狂うアルビダ。

怒りを収めようとコビーはルフィに駆け寄ります。

「ルフィさん!! 訂正して下さい!!」

「この方はこの海で一番… 一番…

 一番イカつい クソばばあですっ!!!!

アルビダと決別するため、自分の夢を叶えるためにコビーが選んだのはこの言葉でした。

ルフィの言葉と行動に後押しされ、本当の意味でコビーが信念を貫いた瞬間です。

アルビダはルフィが一発で倒し、一味に向けて言い放ちます。

「コビーに一隻小舟をやれ!
 こいつは海軍に入るんだ!! 黙って行かせろ」

こうして、ルフィとコビーは海軍基地がある町へと向かいます。

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