行動をともなうウソップの村を守りたい気持ち
執事のクラハドールが実は海賊であることを知り、さらにはカヤの命を狙っていることを知ったウソップ。
普段からホラ吹きな自分の言葉はみんなに届かず、ひとりで村を守ろうと決意しました。
そんなウソップの覚悟に、力を貸すことに決めたルフィたちはウソップとともに海賊団を迎え撃つことに。
海岸から村へ続く1本道にワナを仕掛けて待ち受けますが、夜明けになっても現れる気配がありません。
ナミが遠くから聞こえる声に気づき、ウソップが北にあるもう一つの道からの襲来に気づきます。
急いで北に向かう一行ですが、ルフィは別の方向へ、ゾロはナミによって仕掛けていたワナに嵌り…。
現地に到着したのはウソップとナミの2人だけ。
それでも村へ行かせるわけにはいかないウソップは、手持ちのワナ(マキビシ)とパチンコ”鉛星”で応戦します。
しかしそれも長くは続かず…ワナを抜けた海賊団員に頭を攻撃されてしまいます。
ゴキッ!!
血を流し立つこともできないウソップですが、それでも海賊の足を止めようと裾を掴みます。
「手を離せこの野郎ォ!!!」
さらに攻撃を受けますが、ウソップは離しません。
「……………!! ………この…!!この坂道!!!」
「お前らを通すわけにはいかねェ……!!! おれはいつも通りウソをついただけなんだから!!!村ではいつも通りの一日が始まるだけなんだから」
自分には力もない。
信頼もない。
怖くて足が震える。
それでもウソップは闘います。
自分のウソを貫き、大好きな村を守るために。