「…じゃこういうのも初めてだろ…プレゼントと…仲直り………」

「…エッエッエ…そうだろうな 相手が必要だ… …じゃこういうのも初めてだろ…
 プレゼントと…仲直り………」
Dr.ヒルルク
第142話「”ドクロと桜”」

心温まるDr.ヒルルクとチョッパーの友達エピソード

Dr.ヒルルクから国の病気を治すという壮大な夢を聞かされたチョッパー

それからチョッパーはヒルルクの手伝いして行動を共にするようになります。

その夢に感化されたというよりは、初めてできた友達として。

「おいチョッパー お前は家で寝てろ!! ケガ人なんだ 傷口が開いても知らねェぞ」
「開かねェんだ」
「開かねェかどうかは傷口の決めるこった!!」
「ロベールで急患が出たらしい おれは行って助けてやらなきゃならねェ」

嬉しそうにチョッパーは言います。

「手伝うさ へへへへ…」

その向かった先で、とある噂を耳にします。

なんと万病に効く薬になるキノコがあるのだと言います。

それからヒルルクは患者を治すためにいろいろな所へ向かいますが・・・行く先々で追われてしまいます。

そして最後にはチョッパーはヒルルクに”おとり作戦”を使われます。

その名の通り、チョッパーをおとりにして逃げるというものです。

何とか帰ってきた二人でしたが、家では大ゲンカが始まります。

「てめェがついてくんなっつったのに来るからいけねェんだろうが!!!」
「医者は患者を蹴るのかコノヤロー!!! おれはもう少しで死ぬとこだったんだ!!」
「このヘッポコ青っ鼻」
「青っ鼻って言うな!!!」

ケンカの後、二人ともぐったりとしてしまいますが、チョッパーが呟きます。

「ドクター」
「ん?」
「おれケンカしたの初めてだ…」

「…エッエッエ…そうだろうな 相手が必要だ…
 …じゃこういうのも初めてだろ…」

「プレゼントと…仲直り………」

それから二人はともに生活し、実験したり、また追われたり、泣き笑い…。

本当の家族のようになっていくのでした。

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