アミウダケの真相をチョッパーが知るシーン

「そのキノコはね…トナカイ!!! ………”猛毒”だよ!!!!」
チョッパー&Dr.くれは
第144話「”雪物語”」

チョッパーの優しさをもらう者と医術を教える者

Dr.ヒルルクの病を救うために一人”アミウダケ”を採ってきたチョッパー

さっそく”アミウダケ”をスープにしてヒルルクに飲ませます。

「”アミウダケ”のスープ!! うまい?」

「っか~~っ!! まずっ!!! おえっ!!!」
「え~~~~~~~~~~っ!!!」
「エッエッエッエ…”良薬”ってのはまずいモンなのさ 効いてる証拠だ」

「力がみなぎってくるぜ…!!! ありがとうよ!!! チョッパー!!!」

その直後、チョッパーが研究していたフラスコを見つけて言います。

「ドクターあれはなに? 初めて見るよ」

それは、ヒルルクがずっと成功しなかった桜を咲かす研究の成功でした。

「これだ……!!! この反応を待っていた!!! 30年間…待ち続けた…………!!!」
「やったぞチョッパー!! おれの研究は成功した!! これでこの”冬島”に桜を咲かすことができる!!! やったぞーーっ!!!!」

それからヒルルクは外に出ます。

今ではチョッパーのほうが重傷だから家でじっと寝てるように言い聞かせ。

ドアを閉めて出かけますが、すぐにドアを開けてチョッパーに一言伝えます。
言い残したことがあるように。

「お前はいい医者になれるぜ!!! おれが保証する!!!」

それからヒルルクはDr.くれはの元に向かいます。頼みごとをするために。

その内容は2つ。

1つは、研究の成果である桜を咲かせる塵を増やして代わりに咲かせてほしいというもの。
自分にはもう時間がないからと。

2つめはチョッパーに医術を教えてほしいというもの。
医者になりたりチョッパーの気持ちを代わりに助けてやってほしいと言います。

Dr.くれはは断りますが、ヒルルクは頭を下げて頼み込みます。

「あいつはトナカイだしバケモノだが きっと立派な医者になれる!!!
 心の優しい いい奴なんだ…!!! 命をはっておれに薬を作ってくれた…!!! 頼む お前の手であいつを医者にしてやってくれ!!!」

それでも、Dr.くれはは聞く耳持ちません。

「出て行きな!!! あつかましいにも程があるよ!!!」
「寿命が近いなんて理由で同情を引ける相手かどうかくらいわかってるはずだよ!!!」

そうして家から追い出されるヒルルクですが、心は穏やかです。

「………ああ わかってる……長いつき合いだ… 頼んだぜ……… ………………」

「エッエッエッエッ…知ってんだおれァ…人の命を救おうってんだ…医者はみんなイイ奴さ… チョッパーをよろしく頼む…」

それからヒルルクはこの国の医者たち”イッシー20″が全員倒れたという町に向かいます。

一方、ヒルルクから託された塵を手にして呟くDr.くれは。

「お前らしくないじゃないか…Dr.ヒルルク 諦めるなんて…………」

そこでふと気づきます。

あと2週間の命のはずのヒルルクが「時間がない」と言っていたことに。
そして医者のいない町へ、はぐれ者の医者であるヒルルクが行けばどうなることかも。

急いでヒルルクの家にやってきたDr.くれは。

チョッパーにヒルルクの居場所を聞きます。

「ヒルルクはどこだいっ!!?」

驚きながらも、ヒルルクは元気になったから町へ出かけたと伝えます。

元気になんてならない、今の医学じゃ治らないと聞いただろうとDr.くれはが言うと、チョッパーは得意げに答えます。

「だけど みて!これを飲んだからもう大丈夫なんだ」

アミウダケを見せて”万能薬”だから大丈夫なんだと。

それですべてを悟ったDr.くれは。

「このバカ トナカイ!!!」

Dr.くれははチョッパーを何度も殴り続けます。

訳もわからず混乱するチョッパーに涙を流し真実を告げます。

「そのキノコはね…トナカイ!!! ………”猛毒”だよ!!!!」

口にしたら一時間も生きてはいられないと言います。

しかしチョッパーは信じません。

そんなハズない、ちゃんと本で調べたのだと。

ヒルルクが言った、あの”信念の象徴”が載っていたのだから。

「このキノコの絵の横にちゃんとドクロが描いてあったんだ!!!!」

その言葉を聞いたDr.くれは。

長いつき合いでドクロを信念の象徴としていたことも知っていたのか、意図的にドクロの付いているキノコを採ってきたと気づきます。

「お前の気持ちが嬉しかったのさ…図鑑のドクロは………猛毒の印だ!!!」

それでも「ウソだ!!!」と聞かないチョッパーに言い聞かせます。

「ウソじゃない…覚えときな!! この世に万病に効く薬なんてモンはありゃしないんだ だから医者がいるだよ!!!」

「いいかい 優しいだけじゃ人は救えないんだ!!! 人の命を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな!!!
 腕がなけりゃ誰一人救えないんだよ!!!!」

その真剣な眼差しと気迫、ヒルルクが信頼をおく人物だと知っているチョッパーは状況を飲み込みます。

猛毒と知ってなお、自分のために採ってきたことを喜び受け入れたヒルルク。

すべてを理解したチョッパーは

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