ルフィ一味の策略家・サンジがクロコダイルを翻弄する起死回生の一手
クロコダイルによって檻に閉じ込められたルフィを助けることにしたビビ。
しかし凶暴なワニ・バナナワニが行く手を阻みます。
ガブリ
巨大で、石の階段を食いちぎるほどのアゴの力を持っています。
そこへ、電伝虫が鳴ります。
その声の主はサンジでした。
「え~~~こちら… クソレストラン」
クロコダイルはルフィ達の一味すべてを捕らえたつもりでしたが、まだ顔の知られていないサンジとチョッパーがいることに気づいていませんでした。
「Mr.プリンス」と名乗り、クロコダイルを翻弄します。
しかしそのとき―――
何者かに撃たれた音がし、クロコダイルの手下・ミリオンズに代わります。
サンジを捕らえたといい、場所はカジノの正面と伝えます。
そこへ向かうクロコダイル。
ビビはバナナワニを倒すことは諦め、サンジやチョッパーを探しに町へ戻ることに決めます。
「みんな!!!
もう少しだけ我慢してて!!! 必ず助けを呼んで来るから…!!! 私は絶対にみんなを見捨てたりしない!!!」
一方、クロコダイルはサンジがいるはずの場所へ到着しますが、倒れたミリオンズしかいません。
逃げたというMr.プリンスの影を見つけ、クロコダイルはそれを追いかけます。
同時に橋が落ち、大量の水が流れ込みカジノへの行き来ができなくなったといいます。
「そんな…!! ……!! 外へ出られないの!?」
そう呟くビビに近くの男が声を掛けます。
「出られないんじゃねェよ…B・Wがここへ帰って来れねェのさ …全部作戦通り……」
「場所を教えてくれるかい 王女様(プリンセス)」
ルフィ達を助けに行くために、手下に捕まったように見せかけてクロコダイルをおびき出す。
すべてはサンジの手の上で、今逃げ回っているのは変装したチョッパーだったのです。
スマートな登場をするサンジの名シーンでした。