一人でクロコダイルを相手にすると決めたルフィとそれを信じることに決めたビビ
クロコダイルの牢から脱出したルフィ達でしたが、アルバーナへ向かい始めたところでクロコダイルに追いつかれます。
ビビが捕まりますが、それをルフィが阻止します。
そして、そのまま残って足止めすることを決めます。
「ちゃんと送り届けろよっ!!! ビビを宮殿までちゃんと!!!」
それを受けて、ゾロはルフィを置いてアルバーナへ向かうことを決めます。
ひとりひとりが覚悟を持つ必要があると判断したのでした。
「いいかビビ クロコダイルは…あいつが抑える
”反乱軍”が走り始めた瞬間にこの国の”制限時間”は決まったんだ
”王国軍”と”反乱軍”がぶつかればこの国は消える!!!」
そして明確に言葉にします。
「それを止められる唯一の希望がお前なら…何が何でも生き延びろ………!!!!
この先ここにいるおれ達の中の……誰が…!! どうなってもだ……!!!」
続いてサンジもビビに声を掛けます。
「ビビちゃん…コイツは君が仕掛けた戦いだぞ
数年前にこの国を飛び出して正体も知れねェこの組織に君が戦いを挑んだんだ
………ただし
もう一人で戦ってるなんて思うな」
皆が声をかけ、ビビは腹を決めます。
「ルフィさん!!!」
「「アルバーナ」で!!! 待ってるから!!!!」
そうしてクロコダイルと対峙したルフィは、ビビのことを話し始めます。
「………そいつはな…弱ェくせに目に入るものみんな助けようとするんだ
何も見捨てられねェからいっつも苦しんでる この反乱でも誰も死ななきゃいいと思ってる」
それを平和バカと罵るクロコダイル。
本当の戦いを知らないからだと言い、ルフィもそれには同意します。
ただし。
「…だけどあいつはお前がいる限り死ぬまでお前に向かっていくから おれがここで仕留めるんだ」
こうしてクロコダイルとの戦いが始まります。