“国”を、国民を守るために出した王女・ビビの策
国王軍と反乱軍の衝突を避けるため、クロコダイルをルフィに任せアルバーナに向かうビビ達。
道中、バロックワークスの幹部達が待ち受けますが、仲間たちの囮作戦でビビは無事に到着します。
宮殿に一直線に向かうビビ。
宮殿前で国王軍に合流し、宮殿に案内するように伝えます。
「チャカの元へ案内しなさい!!!! やってほしい事があるの!!!」
宮殿に到着し、チャカに何かを要求します。
慌てるチャカは取り乱しながら問いかけます。
「正気ですかビビ様…!!! そんな事をしたら…!!!」
それに対し、ビビは答えます。
「そんな事をしたら何? この国が終わっちゃう?
違うでしょう!? ここがアラバスタじゃないもんね!!?」
続けてこう伝えます。
「アラバスタ王国は今傷つけあってる人達よ!!! 彼らがいてここは初めて”国”なのよ!!!
…この戦いを数秒…!! 止める事ができればそれでいい!!」
現国王・コブラと同じように、人こそが国だと言うビビ。
数秒間だけ皆の目を引くことができればいいと言います。
その手段としてビビが要求したことは―――
「この宮殿を 破壊して!!!!」
宮殿の破壊でした。
王宮として存在するものを壊すというのは国の象徴を壊すことにつながります。
しかし、”国”は人なのだと。
その国民を守るために、数秒の時間を作るためにビビが決断した名言です。