ビビの為に自らの手で”戦う”ことを決めたナミの勇士
カルガモ部隊による煽動によって、バロックワークスの幹部たちを分散させ、ビビを自由にすることに成功したナミたち。
サンジはMr.2と戦い、ゾロとナミはMr.1&ミス・ダブルフィンガーと戦うことになりました。
しかし方向音痴のゾロとはぐれてしまったナミ。
2人から逃げ続けるも、限界に達します。
とうとう追いつかれてしまったとき、ゾロが助けに入ります。
“スパスパの実”を食べた全身刃物人間であるMr.1。
剣士であり、以前のバロックワークスからの勧誘を蹴った話からゾロはMr.1と戦うことになります。
ミス・ダブルフィンガーは逃げたナミを追います。
一時退散したナミですが、今回はウソップに作ってもらった武器があります。
「ビビの為に……!!! ちゃんとこの手で戦いたいのよ!!
わかってくれるでしょ?ウソップなら…………!!」
その武器とは、”天候棒”(クリマ・タクト)。
「ある時は雲を呼び!!
ある時は雨を降らし!!
ある時は風を起こす!!
組み換えられた奇跡の棒は天変地異を引き起こす!!!」
そのお披露目として飛び出したのは―――
宴会芸でした。
逃げながら一通り試してみるナミ。
どれも戦闘では役に立たないものばかりで、説明書の最後には”宴会用”の位置づけと書いてあることを知ります。
しかし、裏面には「戦闘用コンポーズ」の記載が。
その3本は”気泡”を飛ばすことができる。
1. 熱気
2. 冷気
3. 電気
ひとつひとつは弱いが、組み合わせると強い技が出る事に気づくナミ。
天候を操るナミにはピッタリの武器であると理解し、反撃にでます。
『サンダーボルト=テンポ』
そして、ウソップが1度限りの大技と書いた”トルネード=テンポ”に全てを賭けます。
しかしナミも逃げながら足に傷を負っています。
そこを突かれたナミ。
立っていられないほどの痛みがあるはずですが、ナミは耐えます。
「………痛くも…カユくもないわこんなの…
…あんたにあのコの痛みがわかる? …………………!!
…それに比べたら…
足の一本や二本や三本!!!」
「へのカッパ!!!!」
そして、そのまま”トルネード=テンポ”を決めてミス・ダブルフィンガーを撃破するのでした。