過去のことは関係ない、”おれ”がお前を斬るのだというゾロの名セリフ
Mr.1とゾロの戦いが始まります。
“スパスパの実”で全身刃物であるMr.1(ダズ・ボーネス)は、鉄の硬度を持つため斬ることができません。
刀を使うゾロにとって、相性はよくなさそうです。
その事実を目の当たりにしたゾロは呟きます。
「成程まいったな 鉄を斬れねェ今のおれじゃあ
お前にゃ勝てねェ」
しかしもちろん諦めたわけではありません。
「こういう窮地をおれァ待ってた!!!
そろそろもう一段階強くなりてェと燻ってたとこさ」
「おれがお前に勝った時…おれは鉄でも斬れる男になってるわけだ」
それを聞いたダズ・ボーネスは絶対の自信を滲ませて返します。
「意気込みに水を差す様だが…おれはこの”スパスパ”の能力を手に入れてから今日まで 剣士と名乗る者に傷一つつけられた事はない」
そして言い切ります。
「剣士では――このおれには勝てねェ」
しかしゾロは全く動じません。
「…ああよくわかったよ
だがそういう思い出話はアルバムにでもしまっときな
過去にどれ程の剣士と戦ってきたのかは知らねェが」
「おれとお前は今まで 会った事がねェんだからよ」
過去の栄光など知らない。
今目の前にいるのはお前を倒すおれだ、というカッコいいセリフだと思います。