目の前の海賊を”捕まえない”選択をしたたしぎの言葉
クロコダイル、バロックワークスとの決戦に勝利したルフィたち。
ルフィに救われた国王は、一味と出会います。
そこへ時計台から戻ったビビも集合します。
傷だらけのメンバー達。
手当てを勧めるビビと国王に、早く国民たちの元にいけとゾロが促します。
「それよりビビ 早く行けよ 広場へ戻れ」
「……ええ だったらみんなの事も…」
皆と一緒にというビビに海賊だからと断るサンジ。
「ビビちゃんわかってんだろ? オレ達ぁフダツキだよ…
国なんてもんに関わる気はねェ…」
勝手に宮殿に戻ると言い、ビビたちが去ったのを見送り…
その場で限界が来て倒れ込んでしまいます。
―――
クロコダイルを確保した海軍。
戦争がコブラの言葉で本当の終わりを見せ、島に散るバロック・ワークスの面々も捕まえていきます。
そして、倒れているルフィ一味を見つけたたしぎ。
「え…」
「………これは命令です…!!」
混乱する海兵達にたしぎが発した言葉は…
「今…あの一味に手を出す事は 私が許しません!!!!」
“正義“を掲げる海軍本部。
それに実直であった、たしぎが自ら考え出した答えでした。