「エース貴様……!!! なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!」

「エース貴様……!!! なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!」
モンキー・D・ガープ
第556話「”正義は勝つ!!”」

海兵である前にエースの家族、親であるガープの苦悩

海軍本部に白ひげが現れ、ついに決戦の火蓋が切って落とされます。

海軍からは王下七武海、中将、大将が立ち並び、白ひげ海賊団は白ひげをはじめとした隊長たちがエースを救いに向かいます。

そんな中、エースの元にガープがやってきます。

エースの近くで戦況を見守るセンゴクが声を掛けます。

「何をしにきたガープ 作戦に異論でも」

海賊に同情の余地はないと、作戦に口をはさむことはしないと言います。

ではなぜ、と聞こうとするセンゴクをガープが遮ります。

「黙れ!よかろう…ここにおるくらい
 悪党に同情はねェが…」

「家族は違う…!!!」

「!」

「わしゃあどうすりゃええんじゃい………!!! ……………!!!」

そういって歯を食いしばるガープ。

エースにどうして良いかわからない想いをぶつけます。

「エース貴様……!!!
 なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!」

エースやルフィに、ガープは海兵になるように言い続けていました。

(ええかお前らわh強い海兵になるんじゃ!!!)

敵対する立場である海賊になってしまったエース。

まして、処刑する側になり、その最期を見届けなくてはならない立場になったガープ。

海兵の英雄としての立場と、エースの家族である立場の狭間で、迷い苦しむのでした。

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