家族を助けたいルフィと阻止しなければならない立場のガープ
イワンコフのテンション・ホルモンによって一時的に体をだまして復活したルフィ。
エース処刑の瞬間、覇王色の覇気によって執行者を気絶させます。
それを見た手負いの白ひげは、ルフィを全力で援護するように指示を出します。
白ひげ海賊団の援護のもと、処刑台前まで到着したルフィ。
革命軍のイナズマにより処刑台までの道がつくられ、ルフィを導きます。
もうエースはそこまで見えている。そこへ―――
ガープが立ちはだかります。
「じいちゃん!!! ………!!! そこどいてくれェ!!!」
「どくわけにいくかァ!!! ルフィ!!!
わしゃァ「海軍本部」中将じゃ!!!」
そしてルフィと敵対する構えをとります。
「ここを通りたくばわしを殺してでも通れ!!! ”麦わらのルフィ”!!!
それがお前達の選んだ道じゃァ!!!」
ガープとの思い出がよぎり、できないというルフィ。
でなければエースが死ぬだけだと言い切るガープ。
「いやな事などいくらでも起きる!!! わしゃあ容赦せんぞ!!!
ルフィお前を 敵とみなす!!!」
ガープは本気の拳をルフィに振りかざします。
ルフィも迎撃したその瞬間―――
ガープの頭に幼きルフィとエース、直前のエースの言葉がよぎります。
(今になって命が惜しい!!)
目をぶつってしまうガープに、ルフィの渾身の一撃が当たります。
吹き飛ぶガープに、センゴクが呟きます。
「貴様も人の親だガープ……!!」
そして、ルフィはエースの元へと突き進みます。