エースを失う悲しみについに感情が爆発するガープ
戦場、そしてエースに想いを寄せる全員に戦慄が走ります。
「エースがやられたァ~~~~!!!」
息があるエースに止めをさそうとする赤犬を皆で止めに入ります。
しかし自然系の能力者である赤犬には砲弾も効きません。
「これ以上は…!!!」
体を張って止めに入ったのはジンベエ。
「この身を削って…時間稼ぎになるなら結構!!! もとより命などくれてやるハラじゃい!!!」
その裏で―――
海軍本部内でも混乱が起きていました。
「ガープ中将!!! 何を!!!」
ガープが暴れだしたのです。
それを止めるセンゴク。
「何をする気だガープ!!!」
「ハァ……!! そうやって…わしを押さえておけセンゴク!!!
……!!! でなければ………わしゃァ
サカズキを…殺してしまう!!!」
中将としての立場と揺れていたものの、家族を失う悲しみには己の感情をコントロールすることができないのでした。