「そこまでだァア~~~!!!! もうやめましょうよ!!! もうこれ以上戦うの!!! やめましょうよ!!! 命がも゛ったいだい!!!!」

「そこまでだァア~~~!!!!
 もうやめましょうよ!!! もうこれ以上戦うの!!! やめましょうよ!!!」

「命がも゛ったいだい!!!!」

コビー
第579「”勇気ある数秒”」

止まぬ戦いの狂気と悲しみの渦の中で叫ぶコビーの勇気

エースを目の前で失ったことで気を失ってしまったルフィ

なおも消そうとする赤犬から白ひげ海賊団、ジンベエが身を挺して守ります。

「―――わしはこの男を命に代えても守ると決めとる」

「―――じゃあもう…二度と頼まんわい……!!!」

ルフィを連れて逃げるジンベエ。

しかし赤犬は追いつき、ジンベエもろともルフィを攻撃します。

追い込まれるジンベエ。

ルフィもさらに傷を負い、絶体絶命かと思われた時。

赤犬を攻撃したのは砂の刃でした。

“砂嵐”でジンベエとルフィを飛ばし、船へ運べと促します。

「誰か受け取ってさっさと船に乗せちまえ!!!
 守りてェもんはしっかり守りやがれ!!! これ以上こいつらの思い通りにさせんじゃねェよ!!!」

白ひげが討たれたことに関係しているのか、ルフィの救出に手を貸すクロコダイル。

その飛ばされた先に飛んでいたバギーがジンベエを掴み、赤犬のマグマから逃れます。

結果的にルフィを助けることに手を貸すバギー。

「……揃いもそろって……あの麦わら小僧の為に命落としたいんか
 お前らともあろう者らが…大層じゃのう!!! ”白ひげ海賊団”!!!」

白ひげ海賊団と対峙する赤犬。

その言葉に1番隊隊長のマルコが返します。

「赤犬…!! お前た今殺しておきたいと思うあいつの”危険度”と
 おれ達が生かしてやりたいと思う大層な”期待値”は同じじゃねェんかよい!!」

各地で激突する海賊と海軍。

赤犬から逃れたバギーの元へ、ルフィを助けるというトラファルガー・ローが声を掛けます。

「そいつをここから逃がす!!! 一旦おれに預けろ!!!
 おれは医者だ!!!」

激化する戦場。

そこには互いの意地なのか、信念なのか―――。

矛が収まることはありません。

結果としてエース処刑の目的を果たした海軍すらも、燃え上がる意志が駆り立てられていく。

「海賊という”悪”を許すな!!!」

そんな中、何かに目覚めたコビーは”悲しみ”を敏感に受け取るようになっていました。

「頭の中から…”声”が…一つ…一つ…消えていくんだ…!!!」

戦いの中で失われていく命。

それを感じたコビーは戦場に響き渡る声で叫ぶのでした。

「そこまでだァア~~~~!!!!
 もうやめましょうよ!!! もうこれ以上戦うの!!! やめましょうよ!!!」

「命がも゛ったいだいっ!!!!」

(兵士一人一人に…帰りを待つ家族がいるのに!!!)

その思いから言葉を続けます。

「目的はもう果たしているのに…!!!
 戦意のない海賊を追いかけ…!!
 止められる戦いに欲をかいて………!!!

 今手当すれば助かる兵士を見捨てて…!!!
 その上にまだ犠牲者を増やすなんて
 今から倒れていく兵士達は………!!! まるで!!!

 バカじゃないですか!!?」

言いたいことを言いきった。

アビルダの時と同じように

“頂上戦争”において男を見せたコビー。

ルフィにとって最大のライバルになることを予感させる名シーンでした。

しかしその結果、“数秒”を無駄にしたと赤犬から攻撃されることになり―――

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コメント

  1. ななし より:

    コビーのこの行動を批判する人もいるが、
    そもそも既に海軍としては白ひげとエースが死んだ時点で目的は果たしてる。
    海軍兵士も負傷者が出てるが、味方のはずの海軍が「捨ておけ!!」と
    治療すれば助かる兵士を見捨てている。

    海軍はただ「海賊を捕まえるため」だけに余計な犠牲を払おうとしてる。
    もしコビーが止めに入らなければ、シャンクスが来なければ、
    海軍は今以上の犠牲者を出していたとしてもおかしくはない。